政治を志した理由
サラリーマン時代の本社調査部において各種審議会(各政策を行うのに民の意見を聞く会)にふれ、審議会が産・官・学の委員において議論されるが、当初より官(中央省庁)がシナリオを作っており、それに基いて会が進行されるのに驚いた。
その理由は、委員任命者が官であり、産(業界)は、もっと先進的な意見をだすべきなのに、官が監督官庁であるから意見が言えない。学界関係も、官の意向に合わない事を発言すれば委員から外されるからである。
これでは、この国の重要な政策は、中央官僚のみで決められてしまうと危惧し、もっと政治の独自性、若い優秀な者が政治に参加できないかと思うとともに、自分達の子供、孫達の為に日本の現状を黙殺していてよいのかと悩む。
その時、課長補佐より下の若い官僚は、私の発言に大半が賛同してくれた。
しかし、自分は身内に政治家がいる訳でもないし、父もサラリーマンであったし、地盤もない。会社を退職するのに1年半思い悩んだが、ヤマハのサッカー選手の「春風秋雨」という言葉に感動し、一念発起し、まず都道府県単位による地方分権を目指し、政治の道を志す。